2010年01月09日

日報とSalesForce

当社ではメールで日報を提出します。
営業担当者も、当日の営業活動をメール本文に記載して報告をしていました。
以前は私もマネージャーとして、メンバーのメールを読み、よくわからないものは口頭で本人に確認し、状況を把握している案件は、そうかそうか、そんな展開になったか。あーダメだったのか。などと、メールを読むだけで満足し、メンバーとの営業会議もその情報だけで行っていました。

その後、SalesForceを導入し、日報メールを読んで、展開が思っていたのと違うなぁと思ったものは、SalesForceを確認する(いつ受注しようとしているのか?提示額に変更がおきたのか?などを確認)それからグループウェアの過去のスケジュールを確認するか、メール検索で、過去の商談報告を探し出し、それと照合して、何が起きたかを把握しようとしたり、それでもズレている場合は、本人をつかまえて口頭で確認するという、何とも時間と手間のかかることをしていました。これがSalesForceを導入した昨年一年間。

そして、今期に入ってからは、SalesForceがすっかり私たちの営業活動に必要になったので、SalesForceにも商談報告の詳しい内容が残り、後からすぐに確認できるように、日報に記載していた細かい報告をSalesForceに入力するようにメンバーにお願いしました。
いくらコピーペーストですむとはいえ、メンバーにとっては日報とSalesForceの入力は二度手間です。だから、メールは後から読みづらいので、SalesForceだけに入力してくれればいいとお願いしました。
そうしたところ、今度は社長からメール日報で案件の様子が書いていないからわかりづらいとの指摘。
そこで、私がいつも確認しているメンバーの報告画面のSalesForceURLを日報(メール本文内)にも記載してもらうことで、メンバーの二度入力を省き、社長が確認しづらい問題も解決し、メール日報とSalesForce利用との折り合いがつきました。
本当にどうでもいいようなちょっとしたことですが、こうした小さな既存の社内ルールとの折り合いをつけ、積み重ねていくことで、私たちの仕事が改善されていくし、本当に必要な情報やノウハウが会社の資産として、SalesForceにも蓄積されていくのだと思います。



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Posted by 営業支援システム at 21:16│Comments(2)
この記事へのコメント
メール報告のフォーマットが決まっているのなら、電子メールテンプレートとして登録し、必要な情報が自動的に差し込まれるようにして社長報告メールをSalesforceから送信するのもありですね!
Posted by ヒント at 2010年01月15日 12:53
ありがとうございます!
なるほど、そうですね!! さっそく試してみます。
Posted by 営業支援システム営業支援システム at 2010年01月17日 12:46
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