SalesForceでスキルアップ

営業支援システム

2009年11月14日 17:56

営業活動の情報を共有するにはいろんな能力が必要だ。
何が起きているかを正しく把握できないといけない、活動目的に対して現状がどうなのかを考えることができないといけない(だいたい想定していたこととはまったく別のことが起きる)、目標に対する進捗度がわからないといけない、そして、それらすべてを上司が短時間で理解できるよう整理して表現できないといけないSalesForceに(何かツールに)記録するとなると、正しい文章で簡潔に表現しなければならない。

こんなスキルを、新入社員含めて、営業担当者全員がもっているわけがない。

営業をするのも大変だが、報告するのも大変だ。それを誰にでもわかるように共有する情報に加工するとなると、さらに大変。そもそも報告を受けて、状況を整理する上司(私)の理解する力(そのための知識、情報、考え方、記憶)が、営業チームに必要な能力としては一番怪しい
みんなのスキルアップに一番良い方法は、上司や先輩から注意を受けて、改善していくことだと思うけれど、上司(私)がそのスキルを体系的に把握できていない場合は悲惨。何をいつ報告しても“君の報告はわかりづらい”と言ってしまい、改善のためにどうすればいいのかのアドバイスがだせない。でも、上司だからといって、これらのスキルをほぼ完全にもっているとも思えない。(いい訳)

そこで、SalesForceのようなツールでは、入力項目がわかれているから、何を漏らさず共有、報告すべきかというのは、基本的には、その項目を「報告すべき情報」、「活動を整理するための視点」だととらえ、入力を難しいと感じても、考えて入力していくことで、こんな複雑で大変なスキルが、やっと向上していくのだと思う。

そのことを自覚して、情報共有、営業管理のためだけでなく、現状把握力、構成力、表現力そうしたスキルアップを目指してSalesForceを一生懸命使っている。